赤ちゃんに飲ませるお水の硬度は?硬水?軟水?
私たちが口にする水には「硬水」と「軟水」とがあります。その基準になるのは、水1000mlに含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル量を表す「硬度」です。
一般的な分類方法として「軟水」(0~100mg/l)・「中硬水」(101~300mg/l)・「硬水」(301mg/l以上)の三段階があります。
ヨーロッパや大陸の水は地層をゆっくり流れ、地層と長時間接することから、硬水が多いのが特徴です。
一方、日本では水の流れが速いことから軟水が多いといわれています。
そのため、軟水に慣れている日本人の多くは、硬水の口当たりがまずいと感じたり、お腹がゆるくなったりする場合もあるようです。
また、赤ちゃんも消化器官が十分発達していないため、お腹の調子が悪くなったり内臓腎臓に負担をかけてしまうことがあります。
赤ちゃんに飲ませるお水は、硬度の低い「軟水」か、ミネラル分も入っていない「純水(ピュアウォーター)」が適していると言えます。
赤ちゃんに合った水の選びかたのポイント
赤ちゃんに合った水の選びかたのポイント1つ目は、純水または軟水を選ぶことです。
硬度でいえば、0~60mg/L未満のものが好ましいでしょう。
赤ちゃんにミネラルウォーターを飲ませてはいけないという情報を耳にしたことがある人もいるでしょうが、軟水ならば問題ありません。
純水だけしか飲ませてはいけないと考えると、入手が大変になります。
硬水はある程度内臓が発達してくるまで、口にさせないように注意しましょう。